amazon primeで見るべき映画「インターステラー」
作品時間:169分(2時間49分)
目次
あらすじ
冒頭、異常気象によって食糧難に陥った荒廃した地球が舞台。
主人公の元空軍パイロット:クーパー(30代後半)は息子のトム(15歳)、娘のマーフ(10歳)、義父のドナルドと共にトウモロコシを育てながら農場で暮らしていた。
※劇中の発言で知ったのだがトウモロコシというのは非常に環境に強い食べ物らしい。
ある日、マーフの部屋でポルターガイスト現象のように本棚から本が落ちたり、窓から吹き込む砂が意味深な形を成したりするようになる。
普通の人間ならただの偶然だと考えるのだが、マーフはあることに気が付く、、、
実は本が抜けた穴を二進数で記録してみると、ある場所の座標を示していたのだ。この場所が何なのか確かめるためクーパーが一人で車に乗って座標に向かうが、マーフも車の中に隠れて同行していた。
そして、その座標に進んでいくと、なんと宇宙開発の秘密基地に到着!
まあ当然の如くセキュリティは厳重であり、部外者である二人は捕まってしまう。
しかし、この施設に昔クーパーと一緒に仕事をしたブランド博士がいた。しかも最高責任者だし。頭の良いマーフはブランド博士に気に入られる。
まあ、そんなわけで二人は拘束を解かれる。博士によるとこの施設では人類移住計画を立てているらしい。ただ、宇宙飛行士が誰もいない。
食糧難になってから稼げないエンジニアや飛行士は皆辞めてしまっていた。
クーパーは宇宙へ行ったことこそないが、航空機の飛行経験がある唯一の存在だったのである。
そこで、宇宙へ行ってくれとブランド博士に頼まれるのだが家族を残して行かなければならない葛藤。娘のマーフはお父さんと会えなくなるのが悲しくて猛反対。結局行くことを決めて、最後にマーフの部屋で娘に別れを告げることになる。
マーフは泣きじゃくってベッドから出てこない、最後に一言残して部屋を出ようとした瞬間、本棚から本が落ちる…。クーパーは特に気にも留めず寂しそうに部屋を出ていく。
そして、トムとドナルドに見送られながら地球をあとにするのであった…。
みどころ
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時間の流れ
宇宙にいる人間と地球にいる人間とでは時間の流れが異なる。宇宙で早く移住先の星を見つけて帰りたいクーパーと無常にも流れていく時間。宇宙の壮大さを感じる。
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親子愛
結局、喧嘩別れのような形になってしまったクーパーとマーフ。しかし、本当は愛していて、離れていても心は繋がっているというシーンが随所に見られる。涙腺崩壊である。
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壮大な伏線
分かりやすい大きな伏線が一本張られている。ラストシーンですごい納得できる。
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重力と時間
劇中では難しい話がたくさん出てくるが、とりあえず重力と時間の関係だけは知っておきたい。これ知っとくと結構理解しやすい。
例えば、矢印の長さを一年とする。重い惑星では重力に引き込まれる。惑星に行って戻るまでの間は赤い矢印のようになる。重力が大きければ大きいほど元の直線では時間が経ってしまうのである。
感想
作品の時間が3時間近くあるので休日にゆっくり見たい映画だ。一人で見るよりは
恋人と一緒に見たほうが絶対に良い!!!
まあ、私はいないんですけどもね… 同じシーンで泣ける彼女欲しいよね。
宇宙に飛び立った主人公が地球から届く家族のビデオレターを観るシーンなんかはボロ泣きしちゃう。あんなにあどけなかった娘と息子が年取ってるんだからね…
彼らが帰って来るかも分からない父親を待ち続けているところがグッとくるね。
難しい話がたくさん出てくるが、そんなの気にせず楽しめる内容となっている。